〇商品について

日本で金取引を行う上で重要なのが、日本で唯一の貴金属市場である『東京商品取引所』です。
以前は『東京工業品取引所』という名前でした。
取扱品目としては、ゴム、石油、電力、農産物・砂糖、アルミニウム、【貴金属】です。

世界で見れば、ロンドンが世界の現物資産地金の取引市場の中心です。
また、LBMA（London Bullion Market Association：ロンドン貴金属市場協会）と呼ばれる機関があり、
ロンドンの地金取引市場で売買される地金の流通規格を管理・監督し、
厳しい審査基準を満たした企業や造幣局を公認溶解業者として登録・認定しています。

日本で金取引を行う場合は、上記に上げた『東京商品取引所』及び『LBMA』が認定している、
【グッドデリバリーバー】と呼ばれる、公式国際ブランドのインゴットでないと評価が下がります。

田中貴金属工業は【グッドデリバリーバー】に指定されている、公式ブランドです。
クレディスイスもまた【グッドデリバリーバー】に指定されている、スイスの公式ブランドです。
（※注意あり、以下の査定のポイントをご参照ください）

〇査定のポイント

上記でも述べたように、【グッドデリバリーバー】と呼ばれる、公式国際ブランドのインゴットでない場合は、
インゴットとしての評価ができない場合があります。
また、【グッドデリバリーバー】でもキズ・汚れ・変形等で、インゴット価格で買取できないケースもあります。

昨今のインゴット密輸関連の事件急増に伴い、関係省庁が買取業者に対し厳しい指導を行っており、
買取業者は各社自主規制を行っておりますので、海外ブランドのインゴットの取扱いが厳しくなっております。
100ｇ以上の海外インゴットに関しましては、一度ご相談下さいませ。