店長ブログ

サファイア　ダイアモンド　リング

ご存じの方も多いかと思いますが、ルビーとサファイアは鉱物学的には同じです。

【コランダム】という鉱物なのですが、

チタンや鉄といった金属が混ざっているとサファイアと呼ばれ、

クロムが混じっていると赤くなりルビーとよばれます。

ちなみに、クロムは1％前後じゃないとだめなのです。。。

少なすぎるとピンクサファイアとなり、多すぎると今度は宝石としては使えなくなります。

工業用コランダムとなるのです。

ちなみにコランダムの赤以外のものはすべてサファイアで、赤いものだけがルビーと言われます。

さて、このサファイアですが、現在市場で見かけるもののうちの、

実に９割以上が加熱処理されています。

と言っても、加熱処理って何？ってなりますよね。

響きだけ聞くとあまりいい印象はないかとは思います。

加熱処理するとどうなるのか、色ムラやくすみが抑えられ、透明度が改善され、

色が綺麗に見えるようになる！ということです。

そもそも、加熱していない（非加熱）のコランダムには針状の

【シルクインクルージョン】と呼ばれる内包物が含まれています。

加熱することで、このシルクインクルージョンは壊れます。いわゆる化学反応です。

もちろん宝石自体はそのままですので、天然であることに変わりはありません。

より綺麗に見えるように、処理をしているのですね、鑑別書には

加熱処理の有無の記載がありますので、興味がある方はご覧になって見てください。

初めに申し上げましたように、ほとんどが加熱処理。

ほとんどが、、、そうです！ごく一部非加熱のものも存在します。

希少性がかなり高いです。なので、高価買取の可能性も大いにあります！

粒の大きな綺麗な非加熱のアイテムなどは高額買取も期待できるかも!?

ご検討の方は熟練鑑定士のいるまねきや梅田店へ、ぜひお持ちください。

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