買取でお持ち込み頂くブランド品 -グッチの創設者 グッチオ・グッチについて-
グッチの本店は、創設者であるグッチオ・グッチの生まれ故郷 フィレンツェにあり、
中世の街並みが残る世界遺産に認定されている都市となります。
最寄駅のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩5分ほどとなります。
店舗付近にはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会、サンタ・クローチェ聖堂、メディチ家礼拝堂、ウフィツィ美術館などがあり、
ローマやヴェネツィアなどに比べると落ち着いていて時間がゆっくりと流れているように感じる町です。
世界最古の薬局であるサンタ・マリア・ノヴェッラですが、なんと800年もの歴史が有ります。
フレグランスも有名で「香りの芸術」と称され、また多くの作家や俳優も排出された街となります。
フィレンツェは革製品の町として有名なんです、
フィレンツェを散策していると、革製品をこれでもかと吊り下げて販売している出店や、
上品な雰囲気の革加工品専門店をみることができます。
革製品は高価で手が出しにくいイメージがあるかとおもわれます。
しかし、この町の革加工専門店では、手に取りやすい価格でお土産にぴったりな革製品が見つかります。
フィレンツェが革製品で有名になった理由のひとつに、皮なめし技術の高さがあります。
フィレンツェからピサにかけて流れるアルノ川周辺は、栗や樺の木が育つのに適した気候になっています。
それらの木からは、皮をなめすときに使う「タンニン」が採れるのです。
そういった環境から、現在でもこの地域ではたくさんの皮なめし業者が軒を連ねています。
革製品のにおいが苦手…という方も多いかと思うのですが、伝統的な技術でなめされた皮は
特有なイヤなにおいがあまり感じられず、布かと思うほどに手触りも柔らかいんです。
その質の良さから、わざわざフィレンツェの業者より革を仕入れている日本のメーカーも多いそうです。
そんなフィレンツェの町から生まれたのがグッチで、1921年に鞄工房を創業致しました。
主に革製品を中心に展開をしていましたが、コーティングを施したキャンパス地が大変人気となりました。
その後にグッチのアイコンとして有名なバンブーシリーズが登場します。
戦後に牛革が不足していたので、バッグの持ち手に使う革を少しでも減らす為に、竹製の持ち手にしたと言われております。
1953年にグッチオ・グッチは生涯を閉じるのですが、職人を愛していた彼は材料費さえ払えば
職人が妻や娘、恋人に鞄を作ってもよいという日を作ったようです。
グッチオが職人を大切し、職人さんの家族へのサービスとしての一環だったのだと言われております。
グッチは1960年代になると今の人気モチーフ「GG」マークが主流となります。
この商品が世に出回ると人気が人気を呼び10年足らずで500店舗にまで増えて世界的なブランドの地位を確立致します。
しかし不況の煽りを受けて、安価なビニール製の商品を販売してしまい、
ブランドとしての価値が失われてしまう事になります。
結果、経営危機となり株式の殆どを売却することになりました。
ブランドの価値が低迷したグッチが返り咲いたのは1989年に就任したドーンメロウと
1994年に就任した映画監督でもあるトムフォードの登場によります。
グッチのディレクターとして数々の賞を受賞することになりました。
日本人でも彼のデザインしたサングラスを愛用している芸能人は多いですね。
まさにグッチを高級路線へと引き戻した立役者だと考えられます。
老舗といえど紆余曲折を経て、血液が入れ替わり時代に沿った今のデザインへと進化したのでしょう。
当店ではグッチの商品をお買取りしております。
下記、よく査定、見積でお持ち込み頂くお品となります
その他、類似するお品もお気軽にお問い合わせください。
【グッチ ライン 一例】
GGキャンバス
GGクリスタル
GGスプリーム
GGブルームス
GGリボン
マイクロGG
ミスGG
フローラ
ソーホー
ホースビット
オールドグッチ
ディアマンテ
ヴィアッジョ
グッチニース
グッチシマ
ブリー
クーリエ
ココ・キャピタン
スーキー
プリンシー
ウェブ
ジャッキー
バンブー